地球温暖化などで環境問題への関心が高まり、環境分野の仕事に就きたい、自然を対象にした仕事をしたいという人の数も増えているそうです。そこで、このページではビオトープ管理士資格以外の環境資格を紹介しましょう。
●エコ検定(環境社会検定試験)
東京商工会議所主催の検定試験。地球環境改善・保全や持続可能な社会づくりに貢献する人材育成が目的。合格者はエコピープルとして、様々な環境分野や地域活動の中での活躍が期待されます。環境ビジネスに活かす企業も増えているそうです。
●技術士(環境部門)
技術士国家資格の1つ。環境測定、環境保全、自然環境に分かれ、科学技術のコンサルタントとして、研究・開発・設計・評価の指導や相談、製品の品質や製造工程の効率改善、プロジェクト計画の策定や管理、事故の原因調査や損害査定などを行います。公益法人やコンサルタント業への就職のほか、技術士事務所を開業独立する人も少なくありません。
●公害防止管理者
(社)産業環境管理協会が認定する国家資格。合格率は20%前後という難易度の高い資格です。公害発生施設や公害防止施設の運転、維持、管理、燃料、原材料の検査等を行う役割を担います。工場のある企業では、取得していて損はありません。環境負荷の管理・軽減を通して、環境保全に貢献できます。
●生物分類技能検定
(財)自然環境研究センター認定、生物調査の専門家をめざす人の資格試験。1〜4級があり、1級、2級の合格者は、職業として環境アセスメント調査や生物調査などで活躍することも可能。環境省の一般競争(指名競争)申請時に有資格者として認められています。
●環境計量士
国家資格。試験合格後指定の実務経験を経て登録。「濃度」と「騒音レベル及び振動レベル」に分かれ、計量証明事業所にはそれぞれ最低一人は必要とされます。環境測定が正確に行われるよう、騒音や振動、汚染や有害物質などのレベルの正確な測定・分析が主な仕事です。環境測定のエキスパートとして環境調査の中心的役割を担い、環境関係のコンサルタント業でも優遇されます。
●樹木医
日本緑化センター認定の樹木の専門家。弱った樹木の保護・治療、樹木に親しんでもらうための普及活動などが仕事です。樹木医として生計を立てるのは難しいですが、造園業などにたずさわりながら活躍したり、定年退職後のボランティア活動に活かせる資格です。
環境の仕事では、違う仕事でも結びつく点が多くあります。資格を一つだけもっているより、関わりのある資格を複数取得しているほうが仕事に活かしやすいうえ、活躍の幅も広がっていきます。